2022年1月に会社から異動で、ホーチミンへ赴任のすることになりました。夫は30代半ばで、東南アジア拠点の強化が必要という会社の方針から赴任先が決まった形です。家族構成は夫婦2人。
私自身は日本で仕事をしていましたが、帯同を選ぶことにしました。急に生活環境が変わるので不安はありましたが、こういうタイミングでもなければ海外で暮らす経験はなかなかできないだろうと思い、同行することにしました。
現地の第一印象:とにかく「バイクが多い」
ホーチミンに到着してまず驚いたのは、とにかくバイクが多いことです。空港を出てすぐ「これがホーチミンの交通事情なんだな」と実感しました。車線の使われ方や流れ方が日本と全く違うので、最初は圧倒されました。
気温や湿気も想像していたより強く、しばらくは体が慣れるまで大変でした。ただ、街の活気は感じられ、「エネルギッシュな都市だな」というのが最初の印象です。
赴任前の準備:情報集めは正直かなり苦労しました
赴任前は、夫は仕事の引き継ぎや現地の業務情報の整理、私は生活面の準備を主に担当しました。
特に難しかったのは、
- 住まい探し
- ビザや各種手続き
- 現地の生活情報の収集
あたりです。
ネット情報は多いものの、古かったり正確でなかったりすることもあり、何が正しいのか判断しづらい場面が多かったです。日系不動産が複数ありますので、そちらにお願いするのが言葉の壁や契約面でも心配することなくスムーズにやり取りできました。
良かった点:生活費が比較的抑えられて、時間に余裕ができた
住み始めて感じた良かった点は、外食や移動などの生活コストが日本より抑えられることです。配車サービスも便利で、どこへ行くにもあまり負担になりませんでした。
また、家事代行やマッサージなどのサービスも利用しやすく、日本で暮らしていた時よりも「生活に余裕がある」という感覚は強かったです。慣れないことも多いのですが、こういった面での負担軽減は大きかったと思います。
大変だった点:言葉の壁と、夫婦間のすれ違い
一番苦労したのは言葉です。外国人向けエリア以外では英語も通じにくく、買い物ひとつでも難しく感じることが多かったです。
また、生活が軌道に乗るまでは夫婦間のすれ違いも増えました。夫は新しい職場環境に適応するため忙しく、私は日常生活の立ち上げを一人で進めることが多かったため、負担の偏りを感じやすかったと思います。
「私ばかり大変に感じる」「夫も仕事で余裕がない」など、互いに余裕がない時期がしばらく続きました。
具体的なエピソード
● スマホのひったくり
ホーチミンでは日常的に気をつける必要があると聞いてはいましたが、実際にスマホをひったくられたことがあります。バイクが走り抜けるタイミングで持っていかれ、あっという間でした。
ただ、その場にいた地元の方が警察への連絡を手伝ってくれたり、気遣ってくれたりして、思った以上に親切な人が多いこともわかりました。
● 水回りのトラブル
アパートの水道が急に壊れたこともあり、夫が出張中だったため私一人で業者対応をする必要がありました。言葉が通じず困ってしまいましたが、近所の方が通訳をしてくれ、なんとか解決できました。
この辺りは、日本ではあまり経験しないような種類の大変さでしたね。
7. 夫婦ならではの気づき
こういった日々の小さなトラブルを通じて、夫婦で生活の話をする時間を意識的に作るようになりました。「二人でやっていくしかない」という感覚は自然と強くなったと思います。
8. これからホーチミンに赴任する方へ
最初は戸惑うことも多いですが、慣れてくると過ごしやすい面もたくさんあります。全部を完璧にしようとせず、「うまくいかないこともある」という前提でいると気持ちが楽です。
夫婦帯同の場合は、役割分担やコミュニケーションを意識しておくと生活が安定しやすいと感じました。困った時は日本人コミュニティや現地の人も意外と助けてくれるので、あまり抱え込まないことをおすすめします。



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